区政報告    

     

第60回区政報告PDF

昨年1月に、国内で初めて、新型コロナウィルスの感染が確認されて以来、緊急事態宣言が発令され、外出の自粛、学校の1時休業など様々な処置が取られてきました。
しかし新型コロナウィルス感染症の収束には至らず、今年もその対応に追われています。1月7日には2度目の緊急事態宣言が発令されましたが、医療体制が逼迫していることなどから、緊急事態宣言が延長されました。
引き続き、不要不急の外出や移動自粛要請、飲食店の営業時間の短縮等が行われており、区民の皆様のご協力なくして、感染拡大を抑えることができません。
是非、ご協力を、よろしくお願い申し上げます。

 私、安西俊一は皆様方のご支援を頂き、平成13年に初めて議会に送り出していただきました。5期20年、皆様方の声を議会に届け、地域の安全・安心な暮らしを、街づくりを第一に努めて参りましたが、本年11月の任期を持って区議会議員を引退する決意を致しました。
私の後任として現在、武見敬三参議院議員のもとで、秘書として修業をさせて頂いております、息子、安西まさのぶを後継者とさせていただきます。
私は議員を引退しても政治活動を続けて参ります。地域や葛飾区の様々な課題をこれからも今迄の経験を生かし、後任となった息子、安西まさのぶと一緒に解決してまいります。

1.令和3年度予算案について

令和3年度当初予算は新型コロナウィルス感染症の拡大により大幅に落ち込んだ景気の影響を受け、特別区税(8.7億円)の減、特別区交付金は市町村民税法人分(40億円)の減、地方消費税交付金(13.4億円)の減が見込まれる等、歳入における一般財源は約64億円の大幅な減少を見込んでおります、歳出面では新型コロナウィルス感染症への対策や地域経済への支援の拡大さらにはデジタル化による区民サービスの向上など、新たな課題に対応する経費の増加が見込まれております。
令和3年度当初予算案では経営改革の取り組みをいっそう推し進め、事務事業について徹底して見直しをするとともに公共施設の工事を先送りするなど、効率的な配分を行いましたがなお一般財源の減収分を補うには至りませんでした。
この危機的な状況を乗り越えるため財政調整基金から58億円繰り入れるなど、基金や起債など財政能力を最大限活用する予算編成を行いました。
令和3年度、当初予算案では一般会計が1994億2000万円(前年度比54億9000万円の減)となりました。重点対策として、新型コロナウィルス感染症対策の取り組みとして25億円、デジタル化の推進に6億円計上致しました。

2.新型コロナウイルスワクチン接種に向けた準備の状況について

第34回葛飾区新型コロナウィルス感染症対策本部会議が2月5日開催され、葛飾区の取り組み状況について発表されましたので報告致します。
◆葛飾区保健所では発熱者などからの相談、感染者の病院調整や濃厚接触者の経過観察などを行うため、総勢200人以上の体制で業務を行っております。また他部署から職員延べ約900人も応援に加わり業務を支えております。

◇葛飾区の感染者総数は3,558人、死亡者数18人(2月3日現在)

◇葛飾区におけるPCR実施件数32,518件(1月31日迄の累計)

◆新型コロナウィルス感染症の感染拡大を防止するため、最大で全区民約46万人を対象とした新型コロナウィルスワクチン接種について、必要な体制の準備を行っています。

1)接触期間は令和3年3月中旬から11月末頃までを予定しております
※国からのワクチン供給量によって変更になる場合があります。

2)接種費用は無料です。

3)接種場所はワクチン供給量等の状況に応じて、検討します。
 (ア)個別接種会場として、区内の病院、診療所
 (イ)集団接種会場として、健康プラザ葛飾、金町保健センター、

水元保健センターほか区内公共施設等

4)摂取するワクチンは、当面の間、薬事承認された、ファイザー社製ワクチンが国から提供される見込みです。

5)ワクチン保管用ディープフリーザーの配置について
 (ア)2月(2カ所)葛飾区医師会、東部地域病院
 (イ)3月(2カ所)イムス東京葛飾総合病院、健康プラザ葛飾
 (ウ)4月以降については台数に応じて、配備場所について検討するとしています。

6)接種順位等

今後の区民への周知については、広報かつしか(3月15日)、区ホームページなどで周知いたします。

3.金町駅前に複合サービス施設カナマチぷらっと今秋オープン!

令和3年10月、金町駅南口駅前に交通利便性や居住性を生かした公共サービスを金町六丁目駅前地区市街地再開発事業の3階部分にオープンします。
多世代の区民が気楽に立ち寄り、多彩な活動や体験ができる施設です。
◇キッズスペース:乳幼児〜小学生の子供たちの遊び場
◇ワーキングスペース:リモートワークや自習での活用
◇創作室:工作体験、ワークショップなどができるアートスタジオ
◇料理実習室:料理体験やワークショップでの活用
◇視聴覚室:上映会の利用ダンスなどで活用できるパフォーマンススタジ
◇その他:集会室、音楽室等が整備されます

4.教育環境の充実について

グローバル化や情報化など急激な社会的変化の中で、未来の創り手となる子どもたちが、これからの時代に求められる資質能力を確実に身に付けることができる学校教育が求められています。

葛飾区では4月から

●ICTの活用により、個別に最適化した学びを実現するため、小学校に学習指導補助員を増員、中学校では全校共通の家庭学習の取り組み、タブレット端末を活用した自学自習の取り組みを進めていきます。

●子ども一人一人に応じた学力と情報活用能力、教員の指導力向上のため、、令和3年4月からの1人1台のタブレット端末配備に伴い、Wi-Fi環境を早急に整備、学習支援アプリケーション等の活用を推進するため、ICT支援員を週2日から週5日に増員し、子供たちが支障なくICTを活用できるよう環境を整えます。

●保護者連絡用アプリケーションを導入し、スマホを利用しての、学校と保護者間の情報共有の迅速化・確実化を図ります。

●わくわくチャレンジ広場・学童保育クラブ・こども未来プラザ・全図書館で放課後、各自が持参したタブレット端末を活用したオンライン学習ができるよう、Wi-Fi環境の整備にも取り組みます。

●平日14時〜20時の放課後時間帯に、タブレット端末の操作全般やトラブルに関する保護者等からの相談に対応します。

5.図書館サービスの充実

●電子図書館の導入
図書館に来館することなく、24時間365日いつでもインターネット上で電子書籍を貸し出すサービスを実施します。
中高生やビジネスパーソンなど、若年層を主な利用者として想定し、最新の話題書をはじめ、名作文学やライトノベル、ビジネス書籍などの様々なジャンルから3200冊程度を提供する予定です。
電子書籍は貸し出し期間中、個人のタブレット端末やスマートフォン等から閲覧することができます。
貸出冊数は1人2冊まで、貸し出し期間は14日間
令和3年9月より運用を予定しております。

●新宿地区図書館の開館
令和3年6月に予定されている東京かつしか赤十字母子医療センター(現在、葛飾赤十字産院)の移転・開設に伴い、院内に「にいじゅく地区図書館」に開館します。産院内の区立図書館としての特性を活かし、子育て関連の書籍や乳幼児向け絵本の充実等、産院との連携事業で出産前の読書支援事業を行うなど、特色ある図書館を目指します。
蔵書数:2万冊程度、令和3年6月初旬開館予定です。

6.スマート葛飾の実現について
新型コロナウィルス感染症の拡大の影響に伴い、テレワークの活用が広がるなど、産業・医療・教育・地域などあらゆるものがオンラインでつながる社会が急速に広まりつつあります。
今後こうした先進技術による社会変革の潮流を注視しつつ、行政手続きを始めとする、区民サービスや事務事業の業務プロセス等において、先進技術を活用した施策を積極的に展開していく必要があります。
誰もが質の高い、快適な生活を送ることができるまち「スマートかつしか」を実現します。


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