区政報告 平成29年8月    

第49回区政報告PDF

第49回区政報告         
 平成25年11月に実施された区議会議員選挙において、4期目の当選を果たし、自由民主党議員団幹事長に、区議会第1党として議会運営委員長に選出され、2年間職務を遂行してまいりました。その後、議員による選挙により、第67代議長に選出され、現在に至っております。
 私は今までの実績として、従来の慣例を変更し、分かり易い議会を目指し、質問と答弁を交互に行い、質問者と答弁者が対面して、互いに緊張感をもって議論できるよう議堀内を改修し、平成29年度第1定例会より実施しました。
 さらに新聞報道で厳しく指摘されました政務活動費について、議会運営委員会で議論して頂き、平成28年度分より領収書までを含め、全面開示致します。

   


1. 東京慈恵会医科大学葛飾医療センターのがん放射線治療開始について
「区内医療環境充実のための調査」報告書によれば、本区における死因のトップはがんであり、がんは加齢に伴い罹患率が上がる傾向が強く、さらに患者数が増加するものと予想されています。
葛飾医療センターにおけるがん治療体制の充実により、がんの種類や進行度に応じて、手術、放射線治療、化学療法を組み合わせた高度ながん治療が受けられることになりました。
「施設概要」:東京慈恵会医科大学葛飾医療センター別館が新設、地上3階建て、1階に放射線治療の専門施設、2階外来化学療法室が平成28年1月より診療が開始されました。

2.イムス東京葛飾総合病院の開設について
 平成25年度から本区が取り組んできた旧松上小学校跡地(西新小岩四丁目18番1号)を活用した病院誘致については、医療法人社団明芳会が「イムス東京葛飾総合病院」を開設しました。
 病院概要
(1) 病床数(平成29年2月1日現在)173床、 今後も、増床申請を継続します。
(2) 診療科目
   内科、循環器内科、消化器内科、外科、心臓血管外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、皮膚科、放射線科、リハビリテーション科、麻酔科、救急科、眼科、小児科
   平成29年5月1日から外来診療が開始されました。

3. 葛飾赤十字産院の移転建替えについて
  区と葛飾赤十字産院は、平成28年1月29日に移転建替えの円滑な実現に向けて相互協力を図ることに合意し、覚書を締結しました。 開設の時期は平成32年度以降としています。
新病院の開設時における病床数については104床を目途とし、開設後の病床数については、区内の分娩需要に十分対応できるように努めることとなっています。
 赤十字産院は、現在の診療科目(産科・婦人科・小児科)及び東京都地域周産期母子医療センターとしての機能を継続し、新病院の開設後は、その充実に努めるとしています。
今後の予定
平成29年度〜平成31年5月31日解体工事  平成31年6月〜新病院工事
平成32年度〜 新病院開設
 

  総合庁舎についても、本館・議会棟は昭和37年の建築であり、既に55年を経過し、老朽化が進んでおり、建物の構造上、確保できない視認性、サービス提供スペースの狭あい化、不十分なバリアフリーやプライバシー対応等、現在の総合庁舎には解消しなければならない課題が多くあります。
これらの解決すべき課題とともに、窓ロサービスを利用するうえで、利便性の向上、これからの区役所に求められる災害対策機能などを総合的に検討した結果、候補地として立石駅北口地区の市街地再開発事業による建築物に移転することを最優先に、整備に向けた検討を進めていきます。



●防災機能の強化について
1) 災害対策本部及び関連諸室は、浸水のおそれのない高さの階に設置し、中央監視盤、受変電設備、自家発電設備、サーバー等の防災機関設備や重要な財産・情報を保管・管理する諸室も、浸水のおそれのない高さの階又は屋上に設置します。
2)平常時インフラ設備と非常時インフラ設備(バックアップ機能を有する設備)を複合的に相互利用できるシステムを構築することで、長期間の災害対策拠点としての活動にも対応できる庁舎とします。

●具体的な方策として
ア)電力の確保
 大規模な災害が発生した直後の一時的な電力を確保するための設備として、蓄電池設備や無停電電源装置などを整備します。また、災害対策拠点として継続的に活動するために必要となる電力の確保には、非常用発電機や多回線受電などの導入を検討します。
イ)給水の確保
 大規模災害等の発生による上水寸断時に備えて、耐震貯水槽や防災井戸等を整備することで、飲料水及び雑用水を一定期間分確保します。
ウ)排水の確保
 大規模災害等の発生による下水寸断時に備えて、建物内及び敷地内の排水を一時的に貯留するための非常用排水槽(汚水槽、雑用水槽)を整備します。
工)通信手段の確保
 被害情報や避難情報、災害対策拠点の対応状況等の情報を迅速かつ的確に収集伝達し、区全体で状況認識の統−を図れるように、危機事案発生時でも活用できる通信手段設備を整備します。
3 災害対策本部機能の強化
 災害対策本部を構成する諸室のうち、本部中枢機関を1フロアに整備するとともに、関連する部署等を近接したフロアに整備することで、本部機能の迅速化を図ります。
  新庁舎の規模は、地下3階、地上13階程度の建築物で、低層階には店舗等を優先的に配置し、新庁舎を3階以上に配置する計画で、整備規模は約27、000〜29、000uを予定しています。


 区内の高層建物屋上2か所(都営東四つ本四丁目アパートB棟屋上、ヴィナシス金町屋上)に災害監視カメラが設置されました。
この高所カメラについては、スカイツリー完成時、現山本亨墨田区長、当時区議から墨田区がスカイツリーに高所カメラを設置したことを知り、私は災害時の初期対応に有効であることから、是非葛飾区にも設置すべきと訴え、実現しました。
災害時に区内の被害状況や河川流況、道路交通状況等を速やかに収集でき、迅速な災害対応を行うことで、被害の拡大防止を図ることができます。
 現在装置は、葛飾区役所、本田・金町消防署に設置され、両消防署では遠隔操作で、火災発生等の初期対応で威力を発揮しています。
 監視カメラの特徴は、フルハイビジョン映像で住所検索機能や駅、学校等のあらかじめ設定した地点(184ケ所)を簡単に検索することができ、夜間(月明かりや街灯のあかり)でも映像が確認できます


◆東金町一丁目西地区におけるまちづくり ・再開発計画案
 私は金町駅北口周辺地区のまちづくりビジョンに関する情報を早期に提出するよう強く訴えてきましたが、今回、都市基盤整備特別委員会に提出されましたので、報告いたします。

 

 

 

 

1 金町一丁目西地区と区のまちづくり用地の一体的な再開発
2 駅前の交通基盤の整備と沿道まちづくり
3 周辺のまちづくりにあわせ、JR金町駅の改修・改築、南北自由通路の整備
以上3点が互いに関係し、連動して進めていく必要が明確に示されました。
1 については、東金町一丁目西地区市街地再開発準備組合が事業協力者に三菱地所レジデンスと三井不動産レジデンシャルの2社を決め、JR常磐線金町駅北口の約2.5ヘクタールを対象に、住宅、商業、業務サービス、自動車教習所などで構成する、延べ約15万平方メートルの大規模な高層複合再開発施設を計画しています。 
事業スケジュール案では、平成30年度の都市計画決定後に、組合設立、平成38年度完成を想定しています。
2 については、北口駅前広場や理科大学通りの拡幅等の都市基盤整備の実現に向け、現在沿道地権者との意見交換などを実施し、、沿道街づくりの実現に向けて取組んでいます。
また、駅前広場へのバスルート確保策として、しょうぶ通りの拡幅も検討しています。
3 については、JR金町駅、京成金町駅の利用者の増加が予測されることから、平成24年度から自由通路の拡幅案、新設案、橋上化する案が検討されています。
現在、葛飾区は沿道街づくりと連携した案の検討を行っているところです。
金町駅北口周辺地区の街づくりは、大規模な再開発事業であり、将来を見据え、葛飾区の東の玄関口として発展する地域でありますので、まちづくり協議会の皆様と協働して、訴えてまいります。
以上3点が互いに関係し、連動して進めていく必要が明確に示されました。


東京理科大学の開設や葛飾にいじゆくみらい公園の開園、大規模集合住宅の建設などが進められてきました。
今回、住友不動産株式会社が所有している新宿六丁目地区[複合地区2]の開発計画の概要がしめされました。
 〈計画概要〉
敷地面積:18、400・、共同住宅、店舗、保育施設(60名程度)
住宅戸数:610戸
今後の予定:平成30年秋頃着工、平成33年夏頃竣工

 


昨年、11月22日、青木克徳区長、平沢勝栄衆議院議員、区議会代表して議長の私を含め6名でJR東日本本社の副社長を訪問、葛飾区が課題としている「鉄道の利便性向上について」の要望活動を行ってまいりました。毎年2回定期的な活動を行ってきましたが、議会と一体となった
要請活動ははじめてです。
 本年5月17日にも、JR 東日本深澤副社長を訪問、金町駅周辺の開発状況を説明、要望活動を致しました。 金町駅の乗車人員の伸び率は3.0%でJR東日本上位4番目です。
●要望内容は
1 常磐緩行線への小田急線・千代田線の乗り入れに伴う運行本数の増便
2 亀有・金町駅利用者の料金格差是正と北千住駅乗換への不便解消
3 金町駅周辺の開発と葛飾区の基盤整備よる駅利用者の増加に伴う駅舎の改築
4 新小岩駅の快速線ホームドアの早期設置
5 新金線を含めた交通ネットワーク(鉄道、バス)会議体への参加要請
 今後、金町駅を中心に5連合町会の会長さん主導の金町駅交通問題対策協議会が立ち上がりましたので、早期改善に向け、JR東日本、小田急、葛飾区へ強く働きかけてまいります。

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