区政報告    

区政報告  平成22年1月

がん対策の推進について
我が国では、年間におよそ34万人ががんで亡くなっており、これは国民の年間死亡者総数の約3人に1人の割合であり、日本人の死亡原因の第一位を占めており、もはや「国民病」と呼んでも過言ではなく、国民全体が、がんを他人事ではない身近なものとして捉える必要性がより一層高まっていると言えます。
 平成20年度の人口動態統計によりますと、葛飾区に於けるがんによる死亡者は1,259人、総死亡者数の32.4%を占めており、都や国と比べて若干高い割合となっております。
また、がんの種別でみますと、男性は肺がん、女性は、結腸・直腸がんでの死亡者が多く、これは国と同様の傾向を示していますが、乳がんの死亡者割合は、国に比べ、高い割合となっております。
そこで本区では、厚生労働省の「がん検診実施のための指針」に定められている胃・肺・大腸・乳・子宮のがん検診に加え、前立腺がん検診の6つのがん検診を実施しております。
日本の子宮頸がんと乳がんの検診受診率は、欧米の検診受診率が70%以上であるのに対し、20%程度と低く、OECD加盟国30か国の中で最低のレベルに位置しており、なお一層の受診率向上策が求められています。そこで昨年10月1日から本区では「女性特有のがん検診推進事業」が実施されております。